春のホワイトチュニックニットについて

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    陽子
    キーマスター

    本日、商品が届きました。
    着てみた感じ、裾のリブが着用していたらヨレヨレになりそうな感じのニットで残念でした。
    前回初めてベリーを見てVネックワンピースを購入しましたが、これは素材も良くお値段もお手頃だったのでとても気に入って着ています。

    この商品がとても良かったのと、お値段も安くはなかったので、今回とても期待していただけにもう少し素材がしっかりしていたらと思いました。
    このお値段でこの素材は高いと思います。

    お洗濯をしても伸びたりしないでしょうか?
    他のニットもこのように素材なのでしょうか?商品によって違いますか?

    ワンピースを購入してからはここのショップが気に入って毎日チェックして、ブログも楽しみに見ています。それだけに残念でした。
    バングルはとても良かったです。

    今後の参考にさせて頂きたいので教えて下さい。

    #2949 返信

    この度はお買い上げをいただきまして、誠にありがとうございました!

    まず、ご質問事項に回答させていただきます。

    お洗濯に関しましては、その方のお洗濯の仕方によって違ってまいります。
    お素材や形状に適した洗い方をすれば状態は保てますし、
    その反対であれば劣化する�アともございます。
    伸びるような洗い方・干し方をしてしまうと、伸びてしまうかもしれません…。
    世の中のニットという存在自体が、全てその点では同じでございます^^
    ただ、お裾のリブ部分だけが伸びるということはございません。
    以上のこと(=個々人の洗濯知識差に左右されてしまう)から、
    ニット製品のお洗濯については基本的に推奨しておりませんので、
    形状維持を最優先の場合はクリーニングが良いと思います^^

    当店の他のニットに関しましては、
    全てのニットを同じお素材・仕様で同じように作ることは不可能ですので、
    他のニットも同じかと問われれば、答えはNOでございます。
    商品が違えば、当然のごとく内容も変わってまいります(詳しくは、後述いたします)。

    そして品質と価格のバランスにつきましては…
    商品の価格というのはこちらの感覚で決めているのではなく、
    材料費、縫製・加工工賃、生産ロット、生産時期、生産地、関税、輸送輸入経費など…
    非常に多くの要素をもって、その商品が完成するまでのコストをベースに付けられるものです。
    そこに店舗の場合は、テナント家賃、スタッフ人件費、紙袋などの包装資材、カタログ等の製作費など…
    そういったものに、事業維持のために必要な利益を乗せて販売されます。
    表題のニットに関しましても、決して不当な利益を乗せているわけではなく、
    そのニットの材料費はじめ、編んでくれている人々が生きていくための工賃をベースに、
    STYLE DELIを運営していくための最低限の利益を乗せて販売しております。
    ですので、モノの内容に対して高すぎる値段を付けているわけでは決してありませんので、
    その点はご理解いただけるとありがたく思います。

    元より、その値段が「高い」「安い」というのも、個人個人の感覚差があるものでございます。
    実際に、6,800円が「お手頃」な値段で、7,500円が「安くない」値段という
    その700円のジャッジ差は… 私には無いものでございます。
    たとえば雑誌では、1万円以下のお洋服は「プチプラ」という暗黙の定義があり、
    プチプラ特集の場合は1万円以下でリース(商品貸し出し)の依頼がまいります。
    そして私自身も、大人が着る洋服として…1万円以下はお手頃な値段だと感じています。
    このように、値段の感覚というのは個人差があるものでございますから、
    この素材でこのお値段は高いと思います。というご意見に対しては、
    謝罪することは…すみませんがご容赦いただきたいと思います。
    それは、不当な利益を乗せて価格を付けているわけではないことも併せ、
    自分たちが販売する商品に誇りを持つことが、販売者としての責任だと考えるからです。

    「もう少し素材がしっかりしていたら」「ヨレヨレになりそうな感じ」ということに関しては、
    ニットの素材感というのは編み方で決まります。
    お気に入りいただけたワンピースのように、目をきっちりと詰めて編めばしっかりとしますし、
    このチュニックニットのようにローゲージめに編めば柔らかく、ユルくなります。
    このニットはそのように編むことが可愛い、というデザイン的な判断でそのように編んでいますので、
    素材がしっかりとしていないのではなく、編み方がお好みではない。ということになります。
    そのチュニックニットにはしっかり・カッチリとしたイメージではなく、
    カジュアル感のあるこなれた感じにしたかったので、その裾リブの編み方を採用いたしました。
    また、春先にはユルく編んだニットの方が、雰囲気的な軽さが出るということもあります。
    (このデザインで軽さがないと、春先には暑苦しくなってしまいますので…)
    よって、当店のニットがしっかりと固いか、ユルく柔らかいかは、商品のデザイン設定によって差が出てまいります。
    全てのニットを固くきっちりと編むことはデザイン観点上ございませんので、
    今後も、ユル編みの商品はユルいものだとご認識いただければ…と思います。

    「ヨレヨレになりそう」や、「生地がペラペラ」など…そういったこともやはり、
    感じ方には大きく個人差がございます。
    例えば、お気に入りいただけたワンピースもほとんどの方には絶賛していただけますが…
    中には、「安っぽい」「高い」「生地が厚すぎる!」とおっしゃるお客様もいらっしゃいます。
    バングルに関しても同じで、「安っぽい」「とても着けられない」というお客様もいれば、
    「こんなに安くていいの?というぐらいに可愛い!」と言う方も…本当に様々です。
    そういった十人十色の感覚の中で、正解というものはございません。
    どう思おうとそれは個人の自由であり、お客様がご判断なさることです。
    そんな中で無力な私どもにできることは、自分たちなりの哲学を持ち、自分たちなりの正解を設定し、
    それに従い商品を世の中に出していくことです。
    (ブランドというのは、どこもそれに沿い運営されています)
    その考えに共感していただけたお客様にはご支持いただけますし、
    そうでない場合、お客様は離れていかれます。
    陽子さまにこのチュニックニットをお気に入りいただけなかったことは本当に残念ですが、
    私どもは、自分たちが「コレがオシャレ!」だと思う基準にのっとり商品を発信していますので、
    粗悪品を販売しているつもりはないことだけは…ご理解いただけないでしょうか…

    実際に、このチュニックニットは人気ファッションブロガーさんやインスタグラマーさん、
    女優さんやモデルちゃんやスタイリストさん…と、オシャレに敏感な方々にもたくさんお買い上げいただき、
    お気に入りいただいているお品です。
    彼女たちは気に入れば、1枚のお洋服に何万円も出すような方々ですから…
    つまりは日頃から良いモノをたくさん見て、慣れている方々ですから…
    安っぽいと感じていたら、着てはいただけないと思います。
    このことからも、1つのデザインに対する感じ方は人それぞれだということが表れていますので、
    (それをデザインと取るか、品質が悪いと感じてしまうかにも個人差はありますが…)
    決して、安っぽいものに高い値段を付けている販売業者ではない。ということを、
    ご理解していただけるとありがたく思います…!

    それでは…長くなってしまい申し訳ございませんでしたが、
    以上にてご回答とさせていただきます。

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